済州三多水と共に「ペットボトルがバッグになるって？」を企画

意識ある消費のスタートを提案する「ミーサイクル（Me-Cycle）」ブランドのプリーツママ（代表ワン・ジョンミ）が3日、済州西帰北小学校で資源循環体験教育「ペットボトルがバッグになるって？」を実施した。深刻な環境汚染の問題を子供の目の高さに合わせて伝えるために、済州三多水が一緒に企画した教育で、生活の中のゴミを正しい方法で捨てるならば、美しいバッグに生まれ変わるというメッセージを盛り込んだ。

プリーツママは西帰北小学校の児童約60人を対象に、深刻化する海洋環境問題を解決するための正しい分別排出方法について説明した。教育参加学生たちはプリーツママが準備した「ペットボトルナノプリーツバッグDIYキット」を活用してバッグを作り、ペットボトルの資源循環過程について学ぶ時間を持った。

視聴覚資料では、絶滅危惧種のコククジラを主人公にして興味を引き出し、海洋汚染の実態を知ることができるようにした。プリーツママは危機にさらされた海を日常生活の中で守る方法として、分別回収について説明し、「洗浄する、ラベルをはがす、分別する」という3段階の排出方法を紹介した。排出方法について説明した後に、児童は三多水を飲んだ後でボトルからラベルを取り除いて正しく排出する実習をした。

その後、ポリエステルフレークとチップ、リサイクル糸を目で見て手で触れ、分別回収された廃ペットボトルがリサイクルされる過程を体験した。続いて児童らは「ペットボトルナノプリーツバッグDIYキット」に入っている再生糸として誕生する前の細かく粉砕されたペットボトルや再生糸に実際に触れ、プリーツママのナノプリーツバッグを作った。

これを通じて、自分が水を飲んで捨てたペットボトルが再生糸となり、この再生糸がバッグに生まれ変わる過程を直間接的に経験した。プリーツママは、教育を締めくくるにあたり、児童らが環境への誓いを文字や絵で表現できるように廃ペットボトルのリサイクリング糸で製作した白いエコバッグを渡しした。

今回の「廃ペットボトルがバッグになるって？」教育は、プリーツママと済州三多水が共に実施した6回目の資源循環教育だ。2020年11月の済州楸子初等学校を皮切りに、牛島初等学校、毛徳初等学校、西帰浦市障害者福祉館、法還村伝統文化館、西帰北初等学校へと続いている。

すべての製品に100％リサイクル素材を適用し、すべての製作過程でカーボンニュートラルを考慮し、韓国の環境配慮ファッション産業をリードするプリーツママは、資源循環の重要性と環境保護の必要性を知らせるために、巡回体験教育を実施し、地域住民との接点を継続的に拡大していく方針だ。

2017年に国内初のプリーツバッグを発表したプリーツママは、「自分」から始まる価値ある消費を通じて美しい好循環を完成する新しい消費のコンセプト「ミーサイクル」を提案する。プリーツママは2020年に韓国で初めて廃資源の国産化に成功したブランドだ。すべての製品を国内で回収した廃ペットボトルを活用したリサイクル糸で製作し、3Dニット生産技術で「ゼロウエイスト」の価値を追求している。