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現代カードのアイデンティティを盛り込んだ環境にやさしいプロジェクト

現代カードが環境に優しいファッションブランド、プリーツママ(PLEATS MAMA)と共にリサイクリングショルダーバッグを製作した。 「現代カード×プリーツママ限定版リサイクリングショルダーバッグプロジェクト」は、現代カードの社員が自ら回収したペットボトルで作られているという点でさらに意味が深い。


「現代カード×プリーツママリサイクリングショルダーバッグプロジェクト」


プロジェクトの始まりは「アウアウォーター(Our Water)」にさかのぼる。現代カードが発売したミネラルウォーター「アウアウォーター」が社内だけでも年間3万本以上のボトルが消費されていることを知った現代カードは、アワーウォーターの空ボトルをリサイクルして意味のある活動をしたらいいのではという社内のアイデアをデザインラボに提案し、これをきっかけにデザインラボではリサイクリング製品に関するリサーチを始め、プリーツママとのコラボレーションを進めた。

「現代カード×プリーツママ限定版リサイクリングショルダーバッグプロジェクト」


プロジェクトのために現代カードは昨年4月から10月までの6か月間、社員を対象に「Be Smart, Recycle!」キャンペーンを展開し、この期間中に集めた合計1トンの透明ペットボトルでプリーツママのショルダーバッグ製品を製作し、今年2月、「ブラック」と「ピンク」の2種類の製品を発表した。

現代カードデザインラボにインタビューして「現代カード×プリーツママ限定版リサイクリングショルダーバッグプロジェクト」の進行過程について尋ねてみた。


Q. プロジェクトを始めたきっかけは?

2019年9月、現代カードが発売したミネラルウォーター「アワーウォーター」が社内だけで年間3万本以上のボトルが消費されているという事実を知りました。アワーウォーターの空ボトルをリサイクルして意味のある活動をしたらいいのではという社内の提案があり、それをきっかけにリサイクル製品に対するリサーチを始めることになりました。


Q. プリーツママとコラボレーションすることになった理由は?

リサイクル製品に対するリサーチを行っていたところ、プリーツママがこれに積極的に参加していることがわかりました。プリーツママは透明プラスチックだけを用いて製品を作っている会社で、プリーツママのコラボレーションではキャンペーンを通じて空ボトルを回収し、これを活用して糸を作り再び製品にするという事例があり、現代カードが指向する趣旨によく合いそうだと思いました。また、プリーツママ製品の完成度が高く、私たちが望むデザインを実現してくれると判断しました。


現代カードは6ヶ月間、現代カードの従業員を対象にペットボトルを回収した。


Q. 限定版リサイクリングショルダーバッグはどのようにして作られたのか?

プリーツママをパートナーとして選んだ後に、2021年4月から10月まで6か月間、現代カードの社員を対象に「Be Smart Recycle!」キャンペーンを行いました。現代カードの社屋内に設置された50以上の収集箱を通じて200kgずつ5回にわたって合計1トンのアウアウォーターや他の透明ペットボトルの回収を行いました。




ペットボトルアップサイクリングのプロセス


ペットボトルをリサイクルしてリサイクリングショルダーバッグを作るためには、いくつかの段階の工程を経なければなりませんが、まず分別回収した透明ペットボトルをきれいに洗浄した後、細かくカットしてプラスチックチップ(ポリエステルチップ)を生産します。再度加工するプロセスを通じてプラスチックチップからニットバッグの原料である再生糸を抽出します。このように生産された糸は、染色とニット工法の編織工程を経てプリーツママのリサイクリングバッグとして再誕生します。アウアウォーターの空ボトルをはじめとするペットボトル480gでショルダーバッグ1本が作れます。

プリーツママで最も人気のあるショルダーバッグアイテムを選んだ後、2021年10月から本格的に製品デザインに着手し、数回のサンプリングを経てプロジェクトを開始してから1年経った今年2月、「ブラック」と「ピンク」 2種の製品を発表しました。


Q.現代カード×プリーツママのコラボレーションはなぜ特別なのか? 

プリーツママはこれまで様々なブランドとコラボレーションを行ってきましたが、今回の現代カードとのコラボのように空ボトルを提供されて行ったケースはないということです。特にアウアウォーターのようにパートナー会社のオリジナル製品を回収し、これをリサイクル製品として再誕させたケースはとても特別なものであり、メーカーではなく金融会社がプリーツママとこのようなプロジェクトを行ったのも初めてだそうです。現代カードデザインラボがバッグのデザインを引き受けたという点と、現代カードに合わせたカスタム(custom)サイズとデザインでショルダーバッグを製作したという部分が特徴的です。



デザインプロセスボードイメージ


Q.現代カード×プリーツママショルダーバッグのデザインコンセプトは?

今回リリースした限定版リサイクリングショルダーバッグのデザインには「クレジットカード」という現代カードのアイデンティティが込められています。カードプレートからモチーフを得て、カードの縦横比である「1対1.58」をそのまま反映し、カードプレートと同じサイズの長方形パターンデザインでバッグをデザインしました。


社員が集めた空ボトル。アウアウォーターのデザインにも現代カードのアイデンティティが込められています。


また、アウアウォーターが描かれたラベルを付着し、アウアウォーターが生まれ変わったことを示しました。アウアウォーターは現代カードのプレートの縦横比をそのまま適用したミネラルウォーターで、裏面に様々な現代カードプレートのデザインをラベルの形で貼り、まるでミネラルウォーターの中にクレジットカードが入っているようなデザインになっています。

このようにクレジットカードからアウアウォーター、そしてリサイクリングショルダーバッグへとつながる過程で、一貫した現代カードのデザインアイデンティティを実装したいと思いました。


Q. 最終選定したデザイン以外の候補もあたのか?

バッグを作るために使われているアウアウォーターの個数とアウアウォーターのボトルの形を強調したデザインも候補に挙がりましたが、直接的すぎる表現よりも、アウアウォーターをリサイクルして展開するプロジェクトということで、アウアウォーターが持っているデザインのモチーフに集中することに重点を置きました。現代カードのプレートの形をそのままボトルの形にしてラベルデザインまでつなげたのが特徴なので、アウアウォーターの出発点であるカードの比例でパターンを作ることになりました。


Q. プロジェクトを進める中で特に記憶に残っていることは?

廃ペットボトルの回収時に異物が入らないように別途の回収箱を製作して本社社屋の各フロアに配置しました。アウアウォーターと空の透明ペットボトルだけをうまく回収できたのは、何よりも現代カードの社員の関心と愛情があったからだと思います。現代カードの社員が今回のプロジェクトの隠れた主役です。

デザイン的にはカードの縦横比をデザインに反映するために特に気を配りましたが、ニットの特性上、収縮や膨張があるので、そこを勘案して実際のカードと同じ縦横比にサイズを合わせる作業はかなり難しいものでした。

プリーツママの方でも、最初は難しいのではないかという意見でしたが、数回のサンプリングを通じて現在のデザインパターンが生み出されました。私たちのデザインコンセプトに合わせたところ、プリーツママの規格化されたショルダーバッグサイズをすこし変えなければなりませんでした。

ブラックとピンクの2種類で発売された製品


Q. 発表した製品の反応は?

今回リリースされた限定版リサイクリングショルダーバッグは、中性的でシンプルでモダンな感じの「ブラック」、明るくユニークなホットピンクカラーの「ピンク」の2種類で、現代カードMポイントモールとソウル漢南洞に位置する現代カードバイニール&プラスチックで先着順の販売をしており、Mポイント100%を使って購入できます。ブラックカラーは発売から6日で完売したほどの人気ですが、企業グッズを越えてファッションアイテムとしても遜色ないほど満足のいくデザインとクオリティだという評価です。


Q. 現在進行中の別の環境に優しいデザインプロジェクトがありますか?

PLCCパートナーであるペダレミンジョクと共に環境にやさしいデリバリー容器設計プロジェクトを進めています。また、クレジットカードの製作過程で発生する切れ端をリサイクルする方案についても多角的に検討を重ねています。







意識の高い消費の始まり


©2022 PLEATSMAMA™ All Rights Reserved

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